お客様との契約が成立しますと、担当マネージャーが中心となって事前調査を行います。ビルの立地条件や用途、人の流れや使用頻度などのデータに基づいて作業計画書を作成して行きます。
サービスの提供が始まると、作業計画書通りに作業が進行しているか、状況の変化により内容を見直す必要がないかをチェックします。マネージャーはP(Productivity),Q(Quality),C(Cost),D(Delivery),S(Safety),M(Morale)を総合的に管理を行います。
担当マネージャー制を採用し、お客様のニーズを業務に反映させています。マネージャーは作業者を通じてお客様との契約内容を確実に達成させることです。
マネージャーは以下の2種類に分類されます。
規模の大きいビルの場合は、マネージャーが常駐し、そこで現場管理を行っています。お客様とのコミュニケーションにより「顧客満足」状況を常に把握して業務に反映させます。常にリアルタイムな品質管理、作業者とのコミュニケーションが重要となります。
小・中規模ビルの場合は、マネージャーが数ヶ所を担当し、定期的に巡回をして、現場管理を行っています。マネージャーは担当しているビルを定期的に巡回を行います。
また、SC(Survey&Counseling) 〔施設調査・指導助言〕を年間計画に基づいて実施し、きめ細かな現場チェックを行います。その際には作業者とのコミュニケーションを図り、意見・提案や相談を受けたりして作業者にとって働きやすい環境をつくることも「顧客満足」をめざす上で重要となります。
お客様により「満足」を深めていただくために、お客様とマネージャー及び現場責任者でRJR(Regular Joint Review) 〔定例合同直し会議〕をさせていただいております。
そのビルにとって、より快適で安全な環境は何かをテーマに、お客様のお気づきになっ た点をお聞きし、マネージャーからは作業内容や次月の予定を説明するなど、相互理解のもとに業務を遂行しています。
ISO9001の認証取得により品質管理システムを再構築し、きめ細かな品質保証を体系づけました。お客様との契約内容の確認、作業計画作成、資機材の確保、作業の実施、検査の実施など、それぞれ各工程をマニュアル化 しました。
さらに、社内資格制度やシステム化されたプログラムによる教育 ・訓練により、各職場で働いているスタッフの知識やスキルおよび士気の向上が図られ、標準化された安定した品質を確保しています。
地域社会において、さらには地球にとっても良い企業でありたいと、環境保全に取り組んでまいりました。その姿勢をより明確に表すため、ISO14001の認証を取得致しました。環境方針に基づき、省資源・省エネルギーの推進、廃棄物の減量化・リサイクル化の推進、環境負荷物質の削減、グリーン購入の推進を重点に環境保全活動を行っています。
具体的な活動としては、本社では室温の上昇を抑えるために屋上に断熱塗装や建物の南側ガラス窓外側にアルミ製の電動ブラインドを設置、松本営業所では床暖房化を行うなど、エネルギーの削減に役立っています。
自社内はもちろん、お客様の建物においても省エネルギー・省資源に取り組み、環境と調和した事業活動に努めております。